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−鎌倉市内に点在する鎌倉三十三観音札所を紹介しています−【 札所8〜14番 】 |
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◆縁起によると、鎌倉時代に幕府の祈願所として四代将軍により建てられたもので五大堂には五大明王が安置される。明王は、不動明王を中央として
東:隆三世明王、南:軍茶利明王、
西:大威徳明王、北:金剛夜叉明王がそれぞれ当てられ、方位除けとして堂内に鎮座する。
◆明王院は、鎌倉十三佛霊場1番・不動明王を奉安する。【写真右】は明王院の客殿となる。 |
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◆浄妙寺は、1番・杉本寺から金沢街道を300mほど東に進むと、北側に入る寺への参道がある。そこから細道を100mほど入ると山門【写真右】があり、山門をくぐると左手に拝観料を払う所がある。
◆境内を進むと、広く大きな本堂とかぶさるような屋根に圧倒される。本堂右手には鎌足稲荷社、左手には喜泉庵が建ち、座敷で抹茶を頂ける。
◆参道入口にはこの付近では数少ない大型バスの駐車場も完備。また浄妙寺は鎌倉十三仏霊場2番・釈迦如来を奉安する。 |
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◆報国寺は、杉本寺から東に230m程行くと滑川にかかる橋があり、そこを渡り約100mほど進むと山門と駐車場が見える。見上げれば銀杏の大木がある中で、足元にはツルリンドウの群生【写真下】など花木に恵まれた禅寺である。寺は鎌倉十三仏8番の観世音菩薩も兼ねる。 |
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◆11番・延命寺は、鎌倉駅から一番近い札所であろうか。本尊の地蔵菩薩は、身代わり地蔵とか裸地蔵とも呼ばれている。場所は横須賀線と滑川に挟まれた所にあり、踏切が間近いこともあり休日などは散策する観光客はかなり多く通るが、延命寺に立ち寄る人は少ないので境内はいたって静かである。
◆【写真右】は境内入口にある銀杏が色づいている。寺は鎌倉24地蔵霊場23番の札所も兼ねる。 |
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◆大町四ッ角から北に歩いて、途中の酒屋の先の路地を左に入ると、奥に山門があるが、分かりづらく通り過ぎることもある。しかし路地に入れば通りの騒音から隔絶された閑静な住宅地に囲まれた寺にたどり着く。◆写真右はこの山門の上側は、珍しい十六羅漢像の彫刻が掛けてある。 |
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◆一見すると一般の家のような佇まいだが、周囲はツル植物にスッポリ覆われており、特に花が咲く時期は建物が見えなくなるほどである。藤の花、モッコウバラなどが大きく育っている。寺の東隣りは3番・安養院である。 |
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◆14番の来迎寺は材木座2にあり、バス通りから東に一本入った閑静な住宅地の中にある。散策後、通りに出るとバス停の奥に15番の向福寺がある。本尊は子育て観音としても有名。鎌倉観音は、この寺を含め時宗の寺が6つある。写真右は寺近くの家を囲む洒落た竹垣。 |
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